挿絵としての蔵書票

「異装」という、かつて存在した出版文化について  竹久夢二の本

「異装」という言葉を聞いてピンとくる方は少ないと思います。ちなみに見慣れない、変わった服装のことではありません笑。こちらで紹介するくらいですから、当然装幀と関連のあるトピックとなっています。ただ現代の観点からすると概念的に理解しづらい部分がありますので、不明点はコメント欄にでも投稿ください。
所有者を示す方法

誰でも使える蔵書票 ユニバーサル・エクスリブリス

蔵書票にも様々な形態があり、今回紹介するものは「汎用性のある」つまり、「個人に帰属せず誰でも使用出来る」蔵書票になります。こういったものは遠い昔からあったようで、海外では現在も一部書店などで販売されたりしています。
その他

俳優の蔵書票 デイヴィッド・ギャリック シェイクスピアの喜劇悲劇

今回は珍しい俳優の蔵書票。以前に革で作られた蔵書票を紹介した際に、俳優ヘンリー・アーヴィングの奇妙な蔵書票に触れた以来となります。こちらの蔵書票は数ある蔵書票関係の書籍でも度々取り上げられており、業界?では結構有名なものらしいです。
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女性の紋章型蔵書票 盾は使用せず菱形が特徴

蔵書票を制作したのは男性のみに限りません。女性であっても蔵書家や愛書家は存在しており、その中の一部の人々は自らの蔵書に票を貼り付ける習慣を持っていました。今回は紋章型蔵書票における、男性と女性のデザインの違いについて見ていきます。
本の構造

壊れた本を修復する 本が貴重だった時代の文化

先日のトピックに引き続き、壊れた本をどう対処するかという内容になります。前回は「再装幀」という、古い本の表紙を外して新しい表紙を取り付ける作業を紹介しましたが、今回は「修復」という、現在取り付けられている表紙を生かすために直す作業となります。
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「再装幀」について 壊れた表紙を新しく付け替える作業

壊れた本を直そうと思ったことはありますか??ほとんどの場合は特別な場合を除いて廃棄されてしまうと思いますが、その昔は本が非常に貴重な財産でしたので、壊れた表紙を新たに付け変えてまでして大切に保管してきました。「再装幀」とはまさにそういった行為を指し示す言葉です。
その他

スーパー・エクス・リブリス 本の所有者を箔押しで示す方法 紋章の意義について

最近、ウィキペディア内の蔵書票の項目の一部修正と追加を行いました。その際に新たに追記したのが、今回紹介しておりますスーパー・エクス・リブリスです。名称が極端にださいので笑、あまり口にしたくないのですが何とかこらえて動画にしてみました。
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王家の蔵書票 オーガスタス・フレデリック ジョージ4世の弟

王家も一般人同様、蔵書票を作っていました。その中で今回はハノーファー朝国王ジョージ3世の息子に当る、フレデリック・オーガスタスのものを解説します。蔵書票というよりほとんど紋章の話ですが、蔵書票を解剖していく際に避けて通れないので何卒ご承知おき願えますと幸いです。
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ハインリッヒ・フォーゲラーの蔵書票 日本の白樺派との関わり

今回はドイツ出身の画家ハインリッヒ・フォーゲラーの蔵書票に関するトピックです。フォーゲラーはドイツにおけるアールヌーヴォーを取り上げた際に、頻繁に登場する人物の一人です。また白樺派と呼ばれる日本の文学者集団と明治末期に関わりをもったことでも知られています。
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稀代の珍本「エロ・エロ東京娘百景」 国立国会図書館にも無い本

Bonjour. 凄くおおざっぱに「おかしな本」って世の中にごまんと溢れていると思いませんか? 私のジャーナルで以前紹介したゲテ本や内容が特異なもの、例えば完全自殺マニュアルや家畜人ヤプーなんかは積極的にタブー的要素に切り込んでいくあ...
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