印刷

書庫をイメージした蔵書票 「library interior」

俗に(と言ってもほぼ日本では紹介されていませんが)「library interior」といったカテゴリーに属する蔵書票があります。無数の本棚にぎっしりと敷き詰められた書物が背景となっているのが、一つの特徴です。18世紀頃より、こちらのスタイルの蔵書票が数多く制作されました。
その他

小型の活版印刷機 「テキン」 大人の科学の原型

昨年度末に、ブックアーティスト赤井都さんの自宅兼工房にお邪魔しました。その際に、90年ほど前の小型活版印刷機(テキン)にてカレンダーを印刷する過程を撮影しました。最近大人の科学?で注目されたミニ活版印刷機の原型です。
本の構造

ゲテ本装幀 その2 横光利一「時計」 アルミ板

以前ご紹介した、ゲテ本(実用性を無視して造りにこだわった装幀)その1よりはいくらかマシ?な、横光利一の小説「時計」を紹介しています。 布の上からくくりつけられた謎のアルミ板が、85年を経た現在も鈍い光を放っています。画家の佐野繁二郎が装幀を担当しています。
未分類

「羊皮紙」について 「紙」なのか、それとも「皮」なのか?

「羊皮紙」なる道具を知ってますか?羊皮紙は、日本ではまるで馴染みがない加工品の一つで、主に西洋を中心に生産された「紙」のような「皮」です。意外に思われるかもしれませんが、西洋では長い間紙ではなく、この「羊皮紙」が紙の代用品として使用されてきました。
その他

蔵書票の起源1 古代における、書物の所有者を示す方法 

これまで散々紹介してまいりました「蔵書票」が、書物の所有者を規定する最も古い方法ではありませんでした。何と古代よりそういった習慣はあったそうで、今回はその最古の一つと考えられる、古代エジプトにおけるパピルスの所有者を示した方法について見てまいります。
その他

日本書票協会  The Nippon Exlibris Association

蔵書票を一般に普及させるといった名目でもって「日本書票協会」は1943年に創設されました。(設立当時は日本愛書協会) 協会は原則として会員制を採用しており、所属会員に様々な特典と情報を提供し続けています。
写本

ドイツで作られた、15世紀の装幀本 その3 紙の素材・注釈の意味・印刷技術

15世紀最大の発明の一つと言えば、活版印刷?ではないでしょうか?しかしながら、グーテンベルクに始まる活版印刷がヨーロッパ全土に浸透したのは16世紀以降で、それまでは手書きの写本も並行して数多く作られていました。今回紹介する15世紀の印刷本は、その過渡期であることが分かる特徴が印刷に顕れています。
その他

これまでと、そして、これからの書斎の活動指針

2020年はコロナウイルスが世界を混迷の渦に巻き込んだ、歴史的な1年となりました。ただ行動範囲が狭められた分、こちらのジャーナルの更新がコンスタントに進んだので、結果的には実りある1年と言えるでしょう。 新年ということもあり、今回は書斎の活動指針を改めて振り返ってみました。
写本

ドイツで作られた、15世紀の装幀本 その2 本の型押し・革の種類・蝶番

前回に続き、15世紀の装幀に焦点を当てて説明を加えています。今回は、本に使用されている革の種類、蝶番を取り付ける意味、型押しと箔押しの技術に言及しました。私の不手際で、型押しの装飾が見えづらい形で撮影してしまいました。申し訳ございません。
その他

ハイデルベルク社の活版印刷機

いうまでもなく、活版印刷は印刷技術の「源流」ですが、現在はデジタル印刷が業界を席巻し、活版は名刺など小物の印刷などに僅かに見える、消えゆく存在となっています。しかし、東京都墨田区に未だ活版印刷機が現役で作動している現場があるということで、知人を介して先日お邪魔してまいりました。
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