本の構造

「本」そのものの作りがどうなっているかに焦点を当てたトピックです。

その他

今更だけど「装幀」って何? ブックデザインとの差異

Bonjour. これまで装幀、装幀と散々喚いてきました。本の内容や構造問わず、多様な切り口にて装幀の妙味をお伝えしてきたつもりです。じゃあ「装幀」という言葉それ自体を知らない方がいるとしたなら、私のジャーナルは果たして役に立つのか?...
印刷

超豪華・恩田製本所謹製の手帳 その装幀に関して 製本

Bonjour. 以前に江東区で活動されている恩田製本所謹製のノートブックを紹介しましたが、今回は新たに試作頂いた「手帳」、ダイアリーですね、こちらの装幀について簡単に解説してまいります。物質としての魅力が存分に感じられる一冊となって...
印刷

ウィル・ブラッドリー(Will.H.Bradley) アメリカにおけるアール・ヌーヴォー

「アール・ヌーヴォー」と聞くと、何となくアルフォンス・ミュシャやウイリアム・モリスなどを想像する方が多いと思います。今回紹介するウィルブラッドリーもこの時期に活躍したデザイナーなのですが、アメリカで活動していたことが災いしてか、日本では殆ど紹介された試しがありません。余りにも不憫&私の好きなデザイナーなので、記録に残しておくことに致しました。
本の構造

ゲテ本装幀 その2 横光利一「時計」 アルミ板

以前ご紹介した、ゲテ本(実用性を無視して造りにこだわった装幀)その1よりはいくらかマシ?な、横光利一の小説「時計」を紹介しています。 布の上からくくりつけられた謎のアルミ板が、85年を経た現在も鈍い光を放っています。画家の佐野繁二郎が装幀を担当しています。
写本

ドイツで作られた、15世紀の装幀本 その3 紙の素材・注釈の意味・印刷技術

15世紀最大の発明の一つと言えば、活版印刷?ではないでしょうか?しかしながら、グーテンベルクに始まる活版印刷がヨーロッパ全土に浸透したのは16世紀以降で、それまでは手書きの写本も並行して数多く作られていました。今回紹介する15世紀の印刷本は、その過渡期であることが分かる特徴が印刷に顕れています。
写本

ドイツで作られた、15世紀の装幀本 その2 本の型押し・革の種類・蝶番

前回に続き、15世紀の装幀に焦点を当てて説明を加えています。今回は、本に使用されている革の種類、蝶番を取り付ける意味、型押しと箔押しの技術に言及しました。私の不手際で、型押しの装飾が見えづらい形で撮影してしまいました。申し訳ございません。
その他

ハイデルベルク社の活版印刷機

いうまでもなく、活版印刷は印刷技術の「源流」ですが、現在はデジタル印刷が業界を席巻し、活版は名刺など小物の印刷などに僅かに見える、消えゆく存在となっています。しかし、東京都墨田区に未だ活版印刷機が現役で作動している現場があるということで、知人を介して先日お邪魔してまいりました。
写本

ドイツで作られた、15世紀の装幀本 その1 本の「台」としての装飾

装幀の歴史の中で、「15世紀」は重要なワードです。15世紀は、グーテンベルグによる活版印刷の発明が影響し、多くの出版物が印刷される流れが産まれました。それに併せて装幀も多様化し、「愛書家」と呼ばれる特異な人種が出現したのも、この時代でした。
工房訪問

本の「角背」と「丸背」 職場訪問その6 (有)オピック 恩田則保さん

本の背の部分を表す単語として、「丸背」「角背」があります。丸背は、本の背が扇状に湾曲しており、角背は、本の背が角ばっているので、一目で見分けがつきます。今回は、恩田製本所の恩田さんによる、角背を丸背に整形していく様子をご紹介します。
写本

16世紀における西洋の装幀 豚革で包まれた本

本の装幀に革を使う場面は少なくありません。使用する革の種類も様々ですが、現在は主にヤギと牛の革が選択される場合がほとんどです。一方で、今回ご紹介する本は、豚革で包まれています。豚革本は、古典的装幀を語るうえで外せない要素なのです。
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