装幀のスタイル

本の構造

装幀のスタイル1 ケンブリッジパネル

18世紀、英国を中心に人気を博した技法に、ケンブリッジパネルがあります。ケンブリッジパネルは、表紙にマスキングを施すことで、部分部分で異なるカラーを塗布し、その後、熱を帯びたコテで溝を作ることで表現する、洗練された装幀スタイルです。
本の構造

装幀におけるマーブリング

糊を溶かした水溶液を水面に伸ばし、その上から絵の具を垂らすことで模様を作り出した後、所定の紙で摺り取る技法を、「マーブリング」と呼びます。マーブリングは、日本の墨流しと同じような過程により作られますが、模様のバリエーションや使用する素材は多岐にわたります。
本の構造

ホローバックとタイトバック

本の背の部分、特に背表紙の裏側の状態に意識を働かせることは少ないかもしれません。ここに隙間があるかなしかによって、本の開きや耐久性が大きく変化するのです。
本の構造

15世紀末の装幀

ヴェラムと呼ばれる牛の革を材料に、スペインで制作された古い装幀の本について紹介します。15世紀の表紙で、これほど良好な状態で保管されているものは少ないです。ちなみに、こちらは銀座の丸善日本橋店で展示販売されております。
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