所有者を示す方法

王家の蔵書票 オーガスタス・フレデリック ジョージ4世の弟

王家も一般人同様、蔵書票を作っていました。その中で今回はハノーファー朝国王ジョージ3世の息子に当る、フレデリック・オーガスタスのものを解説します。蔵書票というよりほとんど紋章の話ですが、蔵書票を解剖していく際に避けて通れないので何卒ご承知おき願えますと幸いです。
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ハインリッヒ・フォーゲラーの蔵書票 日本の白樺派との関わり

今回はドイツ出身の画家ハインリッヒ・フォーゲラーの蔵書票に関するトピックです。フォーゲラーはドイツにおけるアールヌーヴォーを取り上げた際に、頻繁に登場する人物の一人です。また白樺派と呼ばれる日本の文学者集団と明治末期に関わりをもったことでも知られています。
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稀代の珍本「エロ・エロ東京娘百景」 国立国会図書館にも無い本

Bonjour. 凄くおおざっぱに「おかしな本」って世の中にごまんと溢れていると思いませんか? 私のジャーナルで以前紹介したゲテ本や内容が特異なもの、例えば完全自殺マニュアルや家畜人ヤプーなんかは積極的にタブー的要素に切り込んでいくあ...
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書斎裏に完成した倉庫兼工房に設置した「かがり台」とは

昨年末に完成しました書斎裏の倉庫兼工房に設置しております、「かがり台」という道具の役割を中心に解説した動画になります。その他、手製本に使用する資材や版画の一種であるリノリウム版について言及しています。
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19世紀の挿絵本「大都市パリ」について 鹿島茂氏の著書などで紹介されている一冊

Bonjour. 本を購入しておきながら、中々手をつけずに積んでしまうことって誰にでもありがちだと思うのですが、今回紹介するLA GRANDE VILLE NOUVEAU TABLEAU DE PARIS (1844) は私が買ってか...
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エリザベス女王の蔵書票 英国の王族

現英国女王であるエリザベス二世も、数種類の蔵書票を所有しています。今回メインでご紹介するものは、彼女が少女時代(女王になる前)に作られたものとされています。
挿絵としての蔵書票

エミール・オルリックの蔵書票 明治期の日本との深い繋がり

「エミール・オルリック」の名で主に版画家として活動していた人物がおりまして、彼は明治期の日本と深い接点を持っており、かつ日本に蔵書票を伝えた最初の外国人と考えられています。
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アンカット製本とは? 装幀の歴史を考える上で外せないポイント

Bonjour. 既に説明済みと思っていたアンカット(uncut)製本について、前回の動画を撮っていてまだ行っていない事に気が付き、忘れないうちに動画にまとめました😋 アンカットを説明するのに丁度都合の良い材料も見つか...
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2022年度の予定 とりあえず前代未聞の本を作る

新年一発目としまして、昨年度に引き続き抱負を語ってみました。もうかれこれ3年ほどかかずらっていて未だ完成を見ない、オープンな書斎LE PETIT PARISIENの活動をまとめた本の仕様について言及しました。今回は具体的な内容には触れず、あくまでも本そのものの作りに関してのみ解説しています。
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Painting Exhibition featuring Asako Toyoizumi with book-plates 貼り付ける蔵書票

2021/12/6~12/26 13:00~18:00(水木休)で、作家豊泉朝子さんの作品展を実施中です。今回こちらの依頼で、蔵書票も多数制作頂きました。また実際に貼り付けた本も、参考として展示しております。
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