和綴じ本の秘密 職場訪問その1 (有)オピック 恩田則保さん

工房訪問

Bonjour.

今回は書斎の展示を通じ知り合った、(有)オピック代表 恩田則保さんに和綴じ本の中に隠された秘密をご説明頂いた動画を公開致します。途中把握しづらいと思われる部分に関しては、テキストおよび画像で補足しております。なお、こちらの動画はシリーズ化して数本アップ予定です。

※※必要な部分のみ切り出して紹介しておりますので、途中から動画が始まっております。まずは動画からご覧になり、補足をお読みください。

和綴じ本

和綴じ本をご覧になったことが無い方へ。こちらが和綴じ本です。(タイトル:変態仇討史 著者:梅原北明 刊行:文藝資料刊行会 書斎蔵) 明治以前、西洋式の造本技術が伝わる前の本の形で、剥き出しになっている糸でページをくくり付けて製本します。原則、頁は全て袋とじになっています。

見えない部分に竹串が入っているという話は、私も初めて耳にしました。ただ動画中で説明があるように、全ての和綴じ本に串が入っているという訳ではないそうで、一部の貴重な本に対しての処置だったのかも知れませんね。補強という点では、古くは洋本でも本の背中に写本の零葉(書写された手書きの革)を貼り付け、本の強度を高めていました。

なんと焼き鳥の串とは!!驚きです。そんな身近な道具がぶち込まれているなんて、一体誰が思いついたんでしょうかね?途中のピー音は、皆さんの素晴らしい想像力に委ねます◎宮司も知る由がありませんね、焼き鳥の串が挿入された和綴じ本を、業務で使用しているなんて(#^.^#)

西洋ではその昔、紙ではなく「革」を本のページとして使用していました。かの有名な死海写本も革に筆記され、素焼きの壺の中で二千年の時を経た後も、辛うじてその内容を留めておりましたが、これが竹串の入った和綴じ本であったとしたなら、一体どうなっていたか。我々の寿命は長くて百年といったところなので、検証する術はありません。でも、想像するだけでワクワクしませんか?

おわりに

見える部分の評価は、誰にでも可能です。見えない部分は、それを知っていらっしゃる方に聞かなければ、一生知ることは無いかも知れません。月並みな言葉で恐縮ですが、見えない事柄にこそ、物事のの本質が潜んでいると信じて疑いません。それでは、メルシー、アビアント、ボンジュルネー!それでは、メルシー、アビアント、ボンジュルネー!

ご興味がございましたら、youtubeのチャンネル登録に協力頂けますと幸いです。動画の全編は下記となります。ご参考までに。

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