所有者を示す方法アノニマス蔵書票 所有者不明の蔵書票について 紋章 持ち主の名前を票内に記載すること、それが現在の蔵書票の使用法としては一般的です。しなかしながら、古い蔵書票の中にはデザイン(主に紋章)だけが刻まれて名前の記載が無いものも存在します。それらの中で、未だに票主(蔵書票の持ち主)が判明していないものを、俗にアノニマス蔵書票と西洋では呼称していました。 2021.08.06所有者を示す方法挿絵としての蔵書票蔵書票あれこれ蔵書票のスタイル蔵書票の持ち主貼り付けされた蔵書票
挿絵としての蔵書票挿絵としての蔵書票2 橋口五葉 後世に名を残している画家の手による蔵書票というものを、時折見かけます。今回紹介する橋口五葉は、明治・大正と二つの時代を又にかけて活躍した画家です。彼の業績の中で比較的良く知られているのが、夏目漱石の著作の装幀で、その一つに蔵書票?と思しき版画を刷り込んだ一冊があります。 2020.08.11挿絵としての蔵書票蔵書票あれこれ蔵書票のスタイル蔵書票作家
挿絵としての蔵書票挿絵としての蔵書票1 竹久夢二 明治、大正、昭和と、三つの時代で高い評価を獲得し、現在も多くのファンを魅了し続ける画家「竹久夢二」は、蔵書票にも関わっていました。ただし、それは実用性のあるものではなく、あくまでも本の挿絵の一部として機能していました。 2020.04.13挿絵としての蔵書票蔵書票あれこれ蔵書票作家